雨の日に出かけるとき、憂鬱さの一つは足元が濡れること。目的地に着く頃には靴の中まで濡れちゃっているという経験は、誰しもがあるのではないかと思います。
だからといって、わざわざ長靴を履くのではなく、できる事なら雨の日以外にも普段使いできるシューズの方が良い。
そんな悩みを解消してくれて、雨の日でも気持ちよく出かけられるようになったのは、このシューズに出会ったからです。
全天候(晴れ、曇り、雨、雪)に対応するシューズをコンセプトにした「moonstar(ムーンスター)」のALWEATHER(オールウェザー)」シリーズ。
こちらのシューズはつま先から、かかとにかけて全体がラバー仕様になっているので、水が入ってきてしまうという心配がありません。
このようなシューズを作れるのはムーンスターが得意としている、バルカナイズという製法を用いているから。この製法のおかげでキャンバス地部分と、ラバー部分をしっかり圧着することができて、なおかつ履き心地のよいシルエットに仕上がるそうです。
インソール(中敷き)もクッション性に優れ、アウトソールも滑りにくくなっています。靴紐もコーティングが施されているので、濡れにくいです。
ミリタリーシューズのような雰囲気がありながらも、上品で男性女性問わずに履けるシューズだと思います。
バルカナイズ(加硫)製法とは
底付けされた靴を窯の中に入れ、熱と圧力を加えて加硫させる製法。加硫剤を混ぜたゴムが、窯の中でゆっくりと時間をかけて圧着します。 そうすることで、丈夫でありながら、しなやかで柔らかいソールに仕上がります。現在、この製法で生産できるのは国内で数えるほどしか残っていません。