お正月に一年の無病息災を祈っていただく縁起物のお茶「大福茶(おおぶくちゃ)」。名前からして、飲むと良いことがありそうな気がしてきます。
大福茶はお茶の種類を表すものではなく、地域やお茶屋さんによって味はさまざま。
静岡県でお茶を作る「うちの茶舗」の大福茶は、厳選した茶葉を使用したちょっと贅沢な味わいと、玄米の香ばしさを楽しむことができる玄米茶です。
大福茶の起源は、平安時代にまで遡ります。都に疫病が流行した時に、ある僧が病者にお茶を与えると疫病が平穏したといわれています。
当時は天皇が飲むことから「王服茶」と呼ばれていましたが、いつしか新年を祝福する縁起の良い「大福茶」となり今日まで伝えられているそうですよ。
家族や友人の健康を祈るちょっとした贈り物や、近所の方へ年末年始のご挨拶にもちょうど良いお茶です。
急須で淹れる茶葉タイプと、より手軽に楽しむことができるティーバッグタイプの2種類です。
急須での淹れ方
1. 1杯に対して、約5gの茶葉を用意します。
2. お湯は必ず沸騰したものを使います。お湯を人数分の湯飲み、またはは湯さましに入れて、75℃から85℃まで冷まします。
3. お茶を急須に入れて、冷ましたお湯を急須に注ぎます。
4. 30秒くらいして茶葉がひらき始めたら、一滴残さず均等に注ぎます。
(最後の一滴まで注ぎ切る事で二煎目も美味しく味わえます。)